すそのフィッシングパーク071103
みゆぱぱさん、GOさん、たかZ3さん、ナイナイさんの縦社会の面々は朝から東山湖だそうで、
我々も朝から?という提案もありましたが、連日の外出で少々お疲れ気味だったのでご辞退…
最悪、別行動の可能性もありましたが、なんとか当初の予定通り午後から…になりました。
午後12時15分に出発、途中、isaさん、S川さんを拾って、すそパへ向かいました。
(渋谷駅~すそパまではisaさんの運転~運転お疲れ様でした^^)
途中、連休中でクルマが多い上に事故発生で渋滞がありましたが、厚木手前からは順調に…
御殿場手前で、isaさんから『東山湖に寄って行こうよ』と提案があり、
久々に、みゆぱぱさん(しばらく会っていない^^;;)に会いたかったので依存なし。
東山湖に到着すると…いました、いました…
人の良さそうなみゆぱぱさんと、独特の雰囲気をかもし出すGOさん^^
すぐに食事に出ていた、たかさんとナイナイさんも帰ってきました。
一しきり雑談の後、GOさん、ナイナイさんとは、すそパでの再会を約してすそパへ向かいました。
一般道を通って、すそパへ到着。
まず目に入ったのは、かなり多目のアングラーが居並ぶ「上池」
連休中なので、当たり前ですが、人気の下池は入れるのか心配になります^^;;
受付には場長が…
なんと、実は、すそパへの釣行が少なかったことに加え、タイミングが悪く、場長とは2ヶ月ぶり…
ひさしぶり~などとご挨拶すると、「優勝おめでとうございます」なんて、
本人が忘れているような、上州屋&DUELカップのお祝いを頂きました^^;;
ラストまでのチケットを購入して、いざ下池へ…
そして、今日はスケールをお借りして…
工場側に少しだけスペースが…お隣に声をかけて入れて頂きました。
このスケールは、昨年の虹梁祭の際に作って頂いたもので、受付脇に保管されています。
場長&スタッフに、希望すれば誰でも貸して貰えると思いますので、
借り出しておくと、大物の実寸を測れますので、それも一つの楽しみになると思います。
せっかく作って貰ったので、活用された方がいいと思うので、書いてみます^^
本日の第1投は、例の優勝から私の「ジンクス」的な存在になりつつあるクリスタル!(苦笑)
カラーは、カラシ。ウエイトは2g。
アタリなし。
カラーチェンジ…アタリなし。
これだけ人が入っていれば、当たり前ですが、状況はかなり厳しそうです^^;;
ライズもあちこちで出ているので、狙うのは「表層」+「表層直下」。
これは間違いなさそうです。
だとすれば3日前のパターンがそのまま生きるかも…と思い、
表層をキープしながらも、遅~速までスピードに幅を持たせられるようクリスタルを1gに変更、
カラーと、リトリーブの速度を変えながら様子を伺ってゆきます。
カラーは、場長の日記に「産卵」というキーワードがあったので、
白、黒、緑、橙という定番カラーに加え、ピンクや、ラベンダーなどを意識して使うようにしました。
すると、ようやく他の色より格段にアタックが多いカラーを発見!
クリスタル1gオレンジラメ(蛍光オレンジにラメが入っている)。
これを表層から沈まないように、やや早巻きで引いてくると本日の初ヒット!

精悍な顔つきのレインボー。
サイズは40~45cmと、すそパのレギュラーサイズ♪
これで、パターンが掴めたか?…と思っていると、なんと、フォークリフト登場!
へぇ~、こんな時間に放流するんだ…、
意思の弱いワタクシ、つい、放流魚への『欲』が出てしまい、
せっかく見つけたパターンを捨て、でも捨てきれず、同じクリスタルのオレンジラメを2gに変更。
そして、対岸めがけて遠投!
やや早めで引いてくると、すぐにヒット!
やりぃ!
と思いきや、フックが外れてスプーンが自分めがけて、吹っ飛んできました!
かろうじて避けたスプーンは、背後の竹やぶに引っかかり、時間を大幅にロス。
結局、スプーンを回収してキャストした頃には、何事も起こりませんでした^^;;
通常パターンに戻して釣り始めます。
先ほど発見したパターンは生きているものの、
バイトは小さく、アタリがあっても、かなりのショートバイトで掛けられません。
また、前回から戻した62UL(ティップが固い)+フロロラインの組み合わせは、
ショートバイトを弾いてしまうのか、掛かった!と思った瞬間、外れてしまい大苦戦!^^;;
さらに、前回もそうでしたが、この日はさらに魚影が濃く・・・いや濃すぎて、
そうでなくとも、微細なアタリに、スプーンが魚の身体に触れた感触も入り混じってきます。
反射的にアワセてしまうため、普段は滅多にないスレが頻発^^;;
そんな中、隣で釣っていた(間に入っていた方は移動されて)isaさんに大物がヒット!
早速、ネットとカメラを持って応援に…
まるまると太った「極太(ゴンブト)」くんです^^
なかなか、良い『絵』画撮影できました♪
(isaさんに送ってあるので、記事が書かれれば掲載されるでしょう・・・是非、ご覧下さい)
私は…と言えば、表層パターンで何尾かは上げるものの、
ショートバイトに悩まされ続け、スレも多く、人間の方の活性も全く上がらない状態です^^;;
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5時を過ぎ、徐々に暗くなってくると、アタリが遠のき、我慢の時間に…
5時で東山湖を上がった、GOさんと、ナイナイさんが合流するも、のっけから悲しいお知らせ^^;;
本日は、終了しました・・・
といいたくなるほどの低活性に陥ってしまいました。
しばらく、isaさん、GOさん、私、ナイナイさん、S川さんと並んで釣っていましたが、
ぽつぽつと、ショーットバイトを掛けるような釣りが続き、
ついに、isaさん、GOさん、ナイナイさんが場所を移動。
工場側には、私とS川さんだけが残りました。
さらに少しして、対岸へ移動した3人は上池へと移動してゆきました。
いつも上池へ行くS川さんだけが、なぜか下池に残っています。
私は低活性の中でも、マーベルの表層デッドスローという「ワザ」で拾い釣りを続けていました。
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このワザは前回、見つけた苦肉の策・・・です^^;;
ここで、ふとチェンジしたMT3シルバーブルーにいい感じに触ってきます。

特に理由があったわけではなく、どの色もダメなので、
いっそ「光モノはどう?」的な気持ちと、スレたら「青」の言葉が思い出されたのです。
これは正解で、この後の展開に大きな影響を与えることになります。
オニギリをほおばりながら、小休止で脇に来られたS川さんにも「シルバー」という情報をお伝えし、
話しているそばから、着水直後にヒットして見せたんですが・・・
しばらくすると、S川さんもついに上池へ・・・
シルバー、効かなかったんでしょうか・・・^^;;
確かに、MT3シルバーブルーも、使い続けたせいか徐々にアタックが減っていました。
そろそろ、私も移動?という思いが頭をよぎりましたが、
時間は、まだ2時間もある上に、
せっかく見つけた「シルバー」のパターンをやりつくしてから・・・と思い、
下池に残ることにしました。
やりつくすには、いくつか試してみる必要があります。
表層&シルバー系は変えずに・・・
・ブルー以外の色、シルバーレッドとか、シルバーピンクを試す
・マーシャルトーナメント以外のスプーンを試す
・重さや、水押しの違いを試してみる
・各々のスプーンで、リトリーブ速度を変えてみる
おためし第1弾は、MIU1.5gシルバーブルー。
小さい割りに良く飛ぶMIU1.5gが着水し、巻き始めた瞬間何者かがヒット!
いきなりラインが引き出されました!
ものすごい勢いで突っ走ってゆきます・・・が、スレであることはすぐにわかりました。
かなりの大物のようで、しかもスレ・・・
幸いにも、杭に巻かれなかったので、10~15分ぐらいもかかって、ようやく手元に寄せました。
フックを外すと、疲れきった魚は、上を向いてしまいます。
これを、また5分ぐらいかけて、人工呼吸をし、蘇生させ・・・時間を食ってしまいました。
しかも、力づくのファイトをしてしまったので、腕がぱんぱん、握力も失われました^^;;
しばらく休憩して、今後の組み立てを再度考えます。
そして、先ほどの試す内容に、
・同じ「光モノ」ということで、ゴールド系も試してみよう
を加えました。
場を休ませるためにも、ゆっくりオニギリを食べ、お茶を飲み、
針先チェックをしつつ、さらに15分経過。
さて、再開!
ずっと小さなスプーンで攻めていたので、逆に大きいスプーンを試すことに・・・
で、PAL3.8gのシルバーブルーを大遠投!
着水後、あまり早巻きが得意ではないPALの最高速…のつもりで巻き始めると、
な、な、なんと、スプーンの後方に、「波」というか、「うねり」が発生して、追尾してきます!
「うわっ!く、食え!」と思って撒き続けていると・・・
「どすん」という感じのアタリがありました!やった!
今日はロッドでアワセるとフッキングしないので、
意図的に巻きでフッキングさせようと高速で巻きます。
ん?
あまり抵抗感がなく、ラインが巻かれてきます。
外れた?
と、一瞬思いましたが、そうではありません。
水面のうねりは、そのままこちらに近づいてくるからです^^;;
魚のスピードに負けないよに、リールをグリグリ巻き続けていると、
次の瞬間、魚が方向転換&潜りました!
まるで映画の潜水艦の潜航シーンのように、
力を失ったうねりを残し、本体は、潜航して方向転換・・・した感じ・・・。
そこから、ぎゅぃぃーーんと、ラインが出され、際限なく走ってゆきます。
杭の狭い間の向こう側でヒットしたのですが、幸い、魚がこちらへ走ってくれ広いエリアに出て、
そこから方向転換したので、ラッキーなことに一番広いエリアに走ってくれたのが幸いでした。
ものすごいパワーの首フリを何度もかわし、寄せては走られを繰り返しながらも、
徐々に魚が疲れてきて、ようやく、足元に寄ってきた魚を見て思いました。
「一人でランディングできないかも:::」
S川さんも上池へ移動した今、ランディングを手伝ってくれる仲間はいません。
やるしかない・・・とネットを差し出すと・・・
お約束の最後の抵抗で、暴れまくります・・・が、それも最後のあがき・・・
余計に疲れてしまったようで、大人しくなりました。
先ほどの「スレ・ファイト」で無駄に体力を消耗してしまった私には、
何十キロにも思える魚の重さに耐え、ようやくネットイン(枠の上に横たわっているだけ^^;;)
借り出しておいた「スケール」の登場です!

スケールに乗せてみると、あらためてデカさに驚きます^^ 太さもすごい!

こんな感じで頭からスケールに入れます。

スケールの後端はこんな感じ。59cmか60cmジャストか・・・って感じでしょうか。

面構えはこんな感じ。私の手とほぼ同じ大きさの顔です^^;;そしてこの腹!
私の手のひらより大きい顔から、その大きさが想像できると思います。
本当にマレに見るオオモノでした^^
もし、すそパへ行かれる方は、70cm用のスケールを見て頂くと分かるのですが、
サイズ(長さ)もさることながら、このスケールいっぱいの太さがお分かり頂けると思います^^
魚体は決して綺麗とはいい難い・・・そう百戦錬磨のツワモノ・・・といった風貌でした。
おそらく、昨年に放流され、ここで生きてのびてきたのでしょう・・・。
顔の右側の白くなっていますが、カビではなく、色抜けしてしまっている感じでした。
病気なら、このまま受付へ届けるか?と思いましたが、
病気ではなさそうなので、ここまで生き延びてきたことに敬意の払いつつ、
人工呼吸し、自力で正立できるまで蘇生をしてから、リリースしました。
大物スレ・ファイトに、さらに、60cm級・・・連続で、これはキツかったです^^;;
大きな満足感を胸に、大量の乳酸を腕に・・・もう上がるか・・・と時計を見ると、
終了までに、まだ50分ほどもあります。
50分をヒマにして、他の仲間を待つのもどうか・・・と思い、続けることにしました。
先ほど、スレ・ファイト後の思いつきを試すことにしました。
「ゴールド」
セオリーからすれば、あり得ない選択なのかもしれない・・・
それは、現場でも意識にありました。
でも、どうも光モノが来るような気がしてならなかったんです。
で、選択したのは、先ほど60cm級をゲットしたPAL3.8gのゴールド。
ゴールドは、製品の正規カラーにはないですが、自塗りのためにブレードで購入した5個のうち、
カラーリングせずに、ゴールドのままに残したものです。
先ほどのシルバーブルーでヒットした向かって右手方向へキャストしますが、アタリはありません。
やはり、この状況でゴールドはナシ・・・でしょうか^^;;
左手方向にもキャストしてみます。
すると、フッキングしませんでしたが、ガツンとアタリがありました。
そこで、速度や、レンジを気持ち下げたり、色々と試してゆくと、レギュラーサイズがヒット!
さらに、赤金に換えるとさらにアタックが増え、
さらに、シルバーブルーも混ぜると、これにもヒット!
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その後も、赤金でぽんぽん釣れ続きました。
爆釣とまではゆきませんが、先ほどまでとは全く違って、いいペースで釣れるようになりました。
カラーは赤金固定で、スプーンを換えることで、見慣れないようにしました。
PAL3.8g~クリスタル2g~M2~MIU1.5g~クリスタル1g・・・
どのスプーンでもヒットしましたが、やはり、M2は大きさからなのか、ダントツで反則気味でした^^;;
反則ではないスプーンではクリスタル1gの表層巻きが一番反応が良かったようです。
さらに、面白いことに気づきました。
私の釣り座は、ちょうど明暗の境目で、私の左手は明るいエリア、右手は暗いエリアになります。
で、赤金は、左手でよくヒットし、シルバーは右手でのヒットが多いんです。
科学的、統計的根拠はありませんが、私の感覚として、右:暗;青銀、左:明;赤金と感じました。
次回、試せれば確認したいと思います。
さて・・・
もういい加減、疲れた・・・そろそろ時間も経っただろう・・・と時計を見ると、まだ30分あります。
でも、もう腕が限界なので、最後に1尾釣って終りにすることにしました。
クリスタル1g赤金を正面の杭の左手にキャスト。
表層を早巻きで巻いてくると、水紋が出て、コツンという感触が伝わりました。
アタックミス?
と思い、リーリングを一瞬ストップ、小さなフリップの後、巻き始めると、気持ちよいアタリ!
リールを巻くと、ロッドに重みが加わり、フッキングしました。
最後もなかなか大きそうです。
腕の痛みに耐えて、失われた握力を必死に搾り出しながら、ようやくネットインしたのは50cm超。
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まだ15分ほど時間がありましたが、もうお腹いっぱい、腕も限界・・・ということで、
最初は、どうなることかと思われた今回の釣行も、大満足で納竿となりました。
道具を撤収し、スケールを返却がてら、上池へ・・・。
様子を聞くと、かなり渋かったとのことで、図らずも下池で粘ったのが正解だったようです。
■タックル
・ロッド : ダイワ プレッソ 62UL
・リール : シマノ ツインパワー1000PGS
・ライン : ヨツアミ ニトロン トラウト-F(リーダーなし)
・ヒットスプーン : FOREST クリスタル1g、PAL3.8g、マーベル1.5g、MT-3、M2
ロッドは、62ULが好きなのは代わりませんが、やはり「乗せ」という部分では不得手なようです。
ラインは、現在、ニトロン・トラウトFで、ほとんど伸びのないラインですが、
これを、クレハ・リバーシなどの、伸びのあるラインに交換することで対処してみようと思います。
夜の低活性で、赤金が当たるとは思いませんでした。
何事もセオリー通りにはゆかない・・・という証明ですね・・・。
限られているとは言え、自然を相手にする以上、何があってもおかしくないわけですから、
固定観念に捕らわれてはいけないんだな・・・と、一つ勉強になった釣行でした。
isaさん、S川さん、お疲れ様でした。
最後には、別行動になっちゃいましたけど、またご一緒してください。
Goさん、ナイナイさん、15時間耐久釣行、お疲れ様でした^^;;
楽しいひと時を、釣り場とお魚に感謝♪
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですのでその点ご理解の上お読み下さい。
Posted by KAZ 2007_11_04_

拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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