鹿島槍ガーデン070512
前日、isaさんから「土曜日、どうする?」とお電話を頂きました。
isaさんは、すそのFPへの釣行を・・・と予定していたようですが、
場長の日記によると、あまり状況は芳しくないようなので、
「ジュネスは?」と提案してみました。
しかしisaさんは、まったく乗ってきません^^;;
そうこうしているうちに、どちらからともなく「行っちゃう?」^^
「そうだなぁ・・・行っちゃうかぁ・・・」(笑)
というわけで、急遽、鹿島槍ガーデン釣行が決定!
「んじゃ、3時出発ってことで!」 「了解!」
前日夕方に釣行が決まったため、普段の生活リズムを変えられず、
まったく一睡もする間もないまま、午前2時30分自宅を出発。
まずは給油。
給油を待つ間、isaさんに出発の連絡を入れようとすると
「あ、携帯、忘れた」
慌てて自宅に戻り、再出発、isaさんと、
虹梁祭にも参加してくれた、isaさんの会社の社員Y君をPICK-UP。
コンビニで食料・飲料など大量に仕入れ、
目黒ランプから首都高~中央道~長野道・・・
と、遠い!
自宅から、273km(ナビの表示)です!
(すそパへ往復しても230km程デス^^;;)
高速を降りた後の一般道の長さにもけっこう辟易しつつも、
6時30分頃には現地到着! 間に合った!
(isaさんお疲れ様でした~行きは全部isaさん運転でした)
って、え!? もうやってる人がいる・・・^^;;
(気分で、7時前に開けちゃうことがあるそうです・・・)
大急ぎでタックルを準備し、いざ出陣!
初めて目にする「鹿島槍ガーデン」は・・・
あ、あれれ??
なんだか、殺風景なところデスネ・・・^^;;
もっと、自然豊かな感じをイメージしていました・・・
(でも、まあ、すそパの工場の臭いもヒドイですケド~苦笑)
それに、大量のアルビノの養殖池・・・気持ち悪い・・・でした^^;;
それでも、初めてのエリアですから、期待は膨らみます^^
気を取り直し、2号池にてスプーンから第1投・・・。
(目茶目茶、ヘタクソな図で申し訳ない! ^^;;)
isaさん(●)と、Y君(●)は、真ん中の流込み辺りに入りますが、
私は、最初は、「初心者状態」の左巻き、右ロッドの感覚の様子を
見なければなりませんので、流れ込みの右手(道路側●)で、
鹿島槍Gファースト・キャストです。
案の定、まともに巻けません^^;;
ガクガクするし、一定速じゃないし、ゆっくり巻けないし・・・^^;;
30分ぐらいでしょうか・・・左巻きがようやくマシになってきたので、
右角の流れ込みの辺りに釣り座を移動(○)しました。
ここから、やっと、スプーンの種類や、カラーを気にして選びます。
何投目かで、やっとパターンらしきものを発見。
FORESTパル2.5gブラック/赤ラメがイイ感じです。
2~3回アタリを獲りそこないましたが、
本日最初、そして、
記念すべき鹿島槍G最初の1尾をゲット!
キレイな魚体のブラウンです^^
サイズはあまり大きくなく、引きもあまりなく、なんなくネットインしてくれました^^
スプーン着水後、カウント3からリトリーブ・・・
底には、「藻」が大量にあるので、スプーンを「藻」まで沈めない範囲で、
できるだけレンジを下げ、水中で、ティップを下げながら、巻きを早め、
ティップを縦ながら、巻きをゆっくりに戻す・・・
そんなパターンで、連続ヒット!
スプーンは、パル2.5gダークブラウン/赤ラメ。
これまた小柄な綺麗なブラウンでした。
というか・・・ブラウンしか釣れません・・・^^;;
この後も、同じパターンでブラウンばかり数尾を追加していると、
isaさんがポンドを移動すると言うので、
せっかくパターンを見つけたばかりでしたが、
逆に、すぐにパターンが見つかったので、
「またすぐ見つかるさ・・・ま、いっか」という訳で
最下流の3号池に移動。
こちらも土砂むき出しで、石材の切り出し場のような感じ^^;;
う~ん、殺風景デスネ・・・
どうも土砂が砂漠化している感じでイメージよろしくありません^^;;
(またまた、ヘタクソな図でスミマセン ^^;;)
一番上手の右の流れ込み脇(○)からスタートです。
底に見える岩を避けつつ、何投かするも
普段、すそのFPで「底の岩」というパターンを経験していないので、
どう釣って良いのか分かりません^^;;
すると、右側の岸沿いに大きな魚影がチラっと見えました。
岸スレスレを狙ってキャスト、底まで沈めてリトリーブ・・・
どすんっ!
といった感覚のアタリで掛かったのはかなり大きめ??ものすごい重量感です。
あれ?でも、あまり暴れません・・・^^;;
まだ釣られたことに気づいていないんでしょうか???
重いながらも、あまり過激とは言えない数回の抵抗をイナしつつ、
最後まで、気づいていないかのような「おとなしさ」で
ネットに収まったのは、またしてもブラウンでした。さすが鹿島槍です♪
サイズは60cm(Y君の保証付)ほどで「大物」と呼べるのですが、
なんだか、面白みに欠けます^^;;
すそのFPでこのサイズが来ちゃったら、こんなもんじゃ済みません。
ラインが切れるか、フックが伸びるか・・・ハラハラドキドキ・・・
ドラグはギャンギャン鳴るし、巻けども巻けども走るし・・・
それに慣れているせいか、なんとも大人しい感じです^^;;
isaさんに聞いたら、ブラウンだからじゃない?とのことで、
んだば、是非ともレインボーを釣らねば!
と、スプーンロッドと、ワレット、ネットを持って移動です。
右回りで、ポンドの周回を、対岸まで少しずつ移動しながら試釣です。
それほど空いていたこの日の鹿島槍ガーデン・・・。
おじさんに聞いたら、逆に平日の方が混むほどだとのことでした。
3号池は特に釣り人が少なく、4~5組しかいなくて、
上手から右側(日なたになります)には誰もいなかったので、
ラン&ガンしても、他のお客さんに迷惑にはなっていないんです。
上手から向かって右側の中央付近・・・
ポンド内で、一番大きく顔を出している白っぽい岩の手間に
沈み岩に囲まれた「盆地」のようなエリア(●)を発見!
なぜか、ココの魚だけ、異常に高活性!
しかも、正面は木立ちなので、ロケーション的にもいい感じです^^
うるめ鰯ほどのちびっ子が、果敢にルアーにアタックしてきますが、
その少し下のレンジには、グッドサイズが・・・というセオリー通りに
中層~底近くを丹念に探ると、3~4投に1尾の割合で釣れてきます。
しかも、このエリアは(待望の?)レインボーが多く、
数々のブログで紹介されている強烈な引きを堪能・・・???
できません・・・あれ?なんだか大人しいデスネ・・・^^;;
とは言え、数が釣れはじめたので、楽しくないはずはなく、
その場(●)に座り込み、
ついに来た「初鹿島槍フィーバー」を味わいます。
そして、お待ちかねの大物レインボーが!
これは、メジャーで実測しました。
ナント!66cm!
下あごが切れてしまっていて可愛そうでしたが、
(あ、私が切ったんじゃないですよ・・・^^;;)
ヒレは大きくピンッとしていました。
尾びれの大きさ、綺麗さが写真でも分かりますね^^
よく引いて楽しませてくれました♪
こちらも同じ場所での1尾。サイズは実測57cm。
岩陰に逃げ込もうとするのを、立ち位置の移動や、
ロッドワークなどで凌いでゲットできた楽しめた1尾でした^^ 満足です♪
あまりの暑さに、冷たい飲料を求めて、最初の場所に戻りました。
isaさんが、ミノーで(さすがミノー王です)大物を掛けているので、
ネットを持ってランディングを手伝いました。
「どんな感じ?」
isaさんから様子を聞かれたので、先ほど見つけた「そこだけ高活性」のポイントを教えると、
ロッドとワレットを持って移動^^
(後で聞いたら、やっぱり高活性だったとのことでした^^ ココ狙い目かも^^)
そこで、私は、isaさんがいた場所で、鹿島槍ガーデン初ミノーでチャレンジです^^
トィッチを何パターンか試していると、「チョン」と軽くトィッチし、ラインをその分だけ回収、
一瞬ステイの後、また小さなトィッチ・・・このパターンで、鹿島槍Gのミノー第1号をゲット!
サイズはまずまずで、50cmぐらいでしょうか・・・。
スプーンで釣るより、暴れてくれる気がします。
その後もミノーを交換して3尾をゲットしました。
しかし、暑い!です^^;;
お天気は快晴!遮るもののない直射日光が照り付けます。
普段は、持ち歩かないクーラーボックスに冷たい飲料はありますが、
直射日光から逃げたくなり、休憩を提案しようと思っていたら、
isaさんからも休憩の提案・・・ってなわけで、屋内に入り、しばし休息しました。
後半戦は、メインポンドでスタートです。
朝とは逆側に入りました。
が、
釣れません・・・^^;;
様々なスプーンを試し、手持ちのメソッドを総動員するもアタリさえありません^^;;
ここで、私メの頭脳にヒラメキが!
確か、この地をNO.1エリアと推す村田基さんが、
「中央の島ギリギリへキャストせよ」と言っていたような・・・
中央の島まで飛ばすには、4g、5gの重いスプーンが必要で
それゆえに、小さなスプーンしか持っていないと鹿島槍Gでは釣りにならない・・・
とか、そんな内容のことを言っておられたような記憶が・・・。
普段では絶対に使うことのないパル3.8gを投入!
カラーは、朝掴んだパターンに従って、まずは、ダークブラウン/赤ラメ。
投げなれていないこともあり、島までは届かないものの、
それまでよりは、かなり沖目に着水・・・
カウント3(気持ち的には、重いので底近く)でリトリーブ・・・
手元にもぞもぞ・・・という感覚が伝わり、
(って、ここでアワセ損なっているんですけどネ・・・^^;;)
「来る!」と身構えます。
元々、引き抵抗の大きいパルであり、その上3.8gなので、
ラインは全く弛みができないので、ティップを下げ、
リールでアタリを取るつもりでいたのですが、次の瞬間、
張っているラインが、さらに伸びたように見えました。
私が、アワセの動作に入るのと、
手元に大きな魚信が伝わるのが同時でした。ごん!
ヒラメキが功を奏し、この場面では、3人中最初にヒットさせることができました!
ロッドは、限界かと思うほどまで曲がり、
根掛りかと一瞬思うほどの強烈な重量感で、その大きさが伝わります。
針に掛かっていながら、慌てる素振りも見せず、
コチラが引くと、その分だけゆうゆうと泳いで戻り、
「あっちへ行くんだ」と思えば、テンションなどないも同然に
行きたい方へ、行きたいだけ普通に泳ぐ・・・そんな感じで、
なかなか寄ってはくれませんでしたが、
暴力的に暴れることはなく、ネットに大人しく収まってくれました。
太さはあまりありませんでしたが、ヒレピンの大物でした。
体長は、たぶん60cm級かと・・・Y君によれば、60は超えている・・・70近いかも・・・とのこと!
いえい^^v この日、最もランディングに苦労させてくれた1尾でした。
Y君がせっかくそう言ってくれるので、
実測して70以下だとショックなので、実測せずに「70cm超」と報告させて頂きます(爆)
というのは嘘で、ネットインしてから、跳ねて回転してしまい、
エラにラインが絡まり、それを外すのに時間がかかってしまい、
写真が精一杯で、リリースしたためです。それでも、5分ほどの人工呼吸が必要でした・・・^^;;
残念なことに、このやり取りで「ヒットスプーン」だったかもしれない
パル3.8gダークブラウン/赤ラメですが、
ネットインしてから、ライン切れでポンドに沈んでしまいロストとなってしまいました^^;;
(ライン、ぎりぎりだったんですね。ラッキーです)
その後は、パル3.8gブラック/赤ラメを中心に、数尾をゲットするも、徐々に渋くなってきました。
前日から寝ずの釣行の上に、快晴の好天で体力も気力も衰え始め眠さも募ってきました・・・
時計を見ると、15時15分・・・
帰りの運転のこともあるので、少し眠ることにして、
クーラーボックスに座り、外灯を背もたれにして目を閉じます。
すぅ~っと眠りに落ち、目が覚めると
15時40分で、たった25分しか眠っていないのに、すっきりしました。
おにぎりを食べたり、お茶を飲んだりしつつ、もうしばらく休憩し、
残り1時間の16時に再開しましたが、
眠っている間に、激渋になってしまっており、
手を換え、品を換えで試みますが、ぱっとしません・・・
isaさんも、Y君も釣れていない様子です。
サイズはあまり大きくなく40~45cmほどですが、激渋の中での嬉しい1尾です。^^
その後、最終まで1尾も釣れないままで納竿となりました^^;;
途中までisaさんにドライブして頂き、八ヶ岳以降を私が運転し、
(余程飛ばしたんだね)、3時間少々で都内に戻ってきました。
isaさん、Y君、お疲れ様でした・・・
初めての「鹿島槍ガーデン」でしたが、
総釣果は、約25尾~30尾といったところでしょうか。
その多くが50cm以上で、60cm超もちょこちょこ、70cm級も1尾とかなり釣れました。
噂通りに、「大物」が釣れるエリアでした。
ただ、釣り人の方がヘタクソで、
相変わらず右手ロッドでのアワセが弱く、バラシが相当ありました。
まだまだ、左巻き、右ロッドは修練の要アリ・・・です^^;;
エリアとしての印象は、以下です。
・遠い!
・意外に殺風景かも?
・土曜日なのに、意外と空いてる!
・魚はでかい!
・暴れない、大人しい
・岸、高!
・藻、多すぎ!
・虫、多すぎ!
中でも最も感じたのは、魚がみな大人しい・・・という事でした。
色々なブログに、引き最高!と紹介されていたので、期待しすぎたのかもしれませんし、
たまたま、その日だけ、何らかの理由でそうだったかもしれませんが
(連休後、最初の週末だったのも影響あり・・・かも??)
「すそのFP」に比べ、ジェントルなお魚たち・・・と感じました。
すそのの魚は、強烈な「首フリ」をするじゃないですか?
(釣行された方は分かると思います)
さらに、馬鹿みたいなトルクで引きますよね?
ライン切れは、ほとんどの方が経験しているでしょうし、
ものすごい勢いでドラグが出ることに驚く事もたびたびです。
そういった「スリルング」な釣り場に慣れてしまっているせいか
正直なところ、その辺では、物足りなさを感じました。
実際、ラインはすのので使っていたままのフロロ3lbですが、
すその釣行では、少なくても2~3度がライン切れがありますが、
(ライン切れには、結束部分の切断や解けも含みます)
鹿島槍Gでは、1回も切れず解けず・・・でした。
ドラグが出続けて、ラインが出切ってしまう恐れを抱くこともありませんでした。
でも、「大きさ」では、すそのを上回ると思います。
すそのでは滅多にお目にかかれない60~70クラスが頻繁に掛かります。
ネットインしてみて、その大きさに驚くことが何度かありました。
また(これもすそパとの比較で申し訳ないんですが)、
岸が高いことに困りました。
おそらく、大雨などで増水した際のために仕方ないのでしょうが、
当日は、水量はあまり多くなく、岸から水面までの差がありました。
もう少し、水量が多く、岸との差があまりない時に釣行したいものです^^
さらに、「藻」が問題。
普段、藻など経験がないので、かなり気になりました^^;;
フックにべっとり藻が付いて戻ってくると、正直、釣れる気がしません。
水をほとんど吸わないフロロラインですが、
リールに巻かれている(つまりラインが束になっている)状態では
ラインが緑色に染まっていますので、いかに多いか・・・
ちょっと改善して欲しいな・・・と思いました。
では、また行きたいか?お気に入りエリアになるか?と言われると微妙…ですかね^^;;
その最大の理由は、やはり「遠い」こと。
(だって、すその往復より遠いんですよ!^^;;)
もちろん、個人個人で異なると思いますので、あくまで「私は」ですが、
すそパで感じる「釣り」の面白みは、
魚が大暴れすることで感じる「スリル」だと思うんですね・・・。
それであれば、「遠い」鹿島槍に行かずとも、すそパで充分味わえる・・・
そういう意味でのことです。
これはあくまで、「遠い」という要素を加味してのことです。
私が、鹿島槍に近ければ、逆に「すそパ」へ行かずとも・・・
と思うかもしれませんので、決して悪意ではないので念のため…
でも、大きな魚を何尾も釣り上げられて、楽しい釣行だったのは確かです。
楽しい時間をありがとう・・・鹿島槍ガーデン。
(でもちょっと渋かったのかな?)
身体が痛いです^^;;
う~ん、やっぱりもう1回、行きたいかも(爆)
(注釈)
文中、2号池、3号池・・・と記していますが、
実は、どれが1号で、2号で、3号なのかわかっていません^^;;
勝手に上から、1号だというつもりで書いています。
もし呼び方が異なる場合にはご容赦ください。^^;;
⇒補足~合ってました!^^
(注釈)
文中のポンド図の、岩や沈み岩などはイメージです。
正確な位置や大きさを表してはおりませんのでご了承下さい。
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですので
その点ご理解の上お読み下さい。
Posted by KAZ 2007_05_13_
拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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