FOREST マーベル 2.9g
あまり使っている方を見かけないですし、(特に2.9は)店頭でも、あまり品揃えされていません。
人気がないと言ってしまえばそれまでですが、ワタクシは、メインのスプーンの1つにしています。
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というのも・・・
このマーベルというスプーン、かなり、性格がはっきりしているんですね。
オールマイティさはカケラもないので、ハマらないと、まるでダメ・・・って感じなんですが、
パターンにハマると、「爆釣」も夢じゃない・・・そんなキャラが気に入って使っています^^;;
その特徴は・・・
その形状からも容易に想像できるように、かなり派手なウオブリング・アクションです。
泳ぐ際に、水の抵抗を受けやすく、必然的に、非常に浮き上がりやすいのです。
(言い換えると、沈みにくい・・・ってことです)
浮き上がりやすい・・・ということは、一定のレンジを引く場合に、
非常にゆっくりとした速度で、レンジを維持してくれることでもあります。
実際、マーベルは、非常にゆっくりした速度でも、アクションし続けてくれるので、
じっくり見せて釣りたい場合に強みを発揮します。
以上のことから、ワタクシ的には、マーベルの適所はこんな場面・・・と考えています。
・ウオブリングが効果を発揮する状況
これは、その日の魚次第なので、やってみなければわかりません。
・表層を狙う場合
浮き上がりやすい性格なので、表層~表層直下を引くのが容易です。
・じっくり見せたい状況
早引きで、リアクションで食わせるのと反対に、じっくり見せることが効果を発揮する場合。
ウエイトは、≪0.6g≫≪1.5g≫≪2.0g≫≪2.9g≫の4種類がありますが、
ワタクシは、これまで≪1.5g≫をメインで使用してきました。
0.6gはキャストしてもぜ~んぜん飛びませんので、
もしかしたら「縦釣り」を意識してる?なんて思うので脇へ置いといて・・・
マーベルは、(上記のように)「表層をゆっくり引く」という使い方する・・・と考えている以上、
ベスト・チョイスは、1.5gであろう・・・と考えていました。
実際、ホームエリアである「すそのフィッシングパーク」でも、
マーベルだけでずっと釣れてしまう日もあれば、まるで無反応な日もあり・・・というように、
特徴がはっきりしているだけに、結果も中途半端なしに明確に出ます。
そんな「表層+低速」という使い方がはっきりしている以上、2.9gは眼中にありませんでした。
沈んじゃうマーベルなんて意味ない・・・と思っていたんです。
そもそも、ネットでも、店頭でもほとんど取り扱いがないですよね・・・
使わないのもそうですが、入手できない・・・というのも揃えられない理由でもありました^^;;
ところが、イベントの賞品で、FORESTのワレットを頂いたことが2回あって、
その中に、マーベル2.9gが入っていて、初めて手にしたのでした。
そんな状況で、9月に、奥さんの実家へ遊びにゆく途中、三重県のサンクチュアリに立ち寄った際に、
あまりの反応のなさに、ワレットの隅にぶら下がっていたマーベル2.9gまで動員されました。
しかし、表層を低速で引くはずのマーベルなのに、重くて沈んでしまいます。
ほんの数投で、私の中で、マーベル2.9gは「お蔵入り」が決定してしまいました。
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それから数ヶ月、マーベル2.9gは、先日、FORESTの特大ワレットを入手するまで、
ワレットからも撤去されてしまう存在だったのですが、
特大ワレットの穴埋め要員として・・・と、加賀FA遠征の際に、重いスプーン何でも持って行こう・・・・
という理由で、ワレット内に復活したのでした。
そして、先日のFO王禅寺です。
何を投げても、連続せず、どうもすっきりしない状況下で、
2~2.5gクラスでは届かない沖目にライズが出ており、PAL3.8gやMIU3.5g、クリスタル3gなど、
加賀FA用に揃えた重めのスプーンを投げますが、あまり芳しくありません。
な~んだダメか・・・
ということで、沖目のライズはあきらめて、2~2.5gクラスで届く範囲狙いに戻りました。
そして、パターンを探る中で、マーベル1.5gの低速引きに反応があることを見つけました。
何尾か、ぽんぽんとつれましたが、カラーのスレが早く、すぐにアタリがなくなってしまいます。
そんな時、ふと、2.9gの存在を思い出し、沖目のライズに届くかも・・・
と、数ヶ月ぶりに、マーベル2.9gが登場することになったんです。
でも、サンクチュアリでの記憶がありましたので、
「1.5gは低速で当たったんだから、重くて沈んでしまう2.9gじゃダメなんだろうな・・・」なんて、
マイナスな考えが頭にありつつ・・・の、マーベル2.9g第1投目でした。
着水して、巻き始めてすぐに、ラインに変化が出て、ロッドにもアタリの感触が・・・
(このロッドへのアタリは、NEWロッド「63UL-SVF」のおかげ??)
ん??と思いながら、巻き合わせると乗りました。
「へえ、2.9gも釣れるんだ・・・」
なんて思いながら、次の1投・・・これも、すぐにヒット・・・しかしロッドでアワセてしまい即バレ。
このまま釣れ続くなんて予想していない私は
「あ~~、せっかくの少ないチャンスを・・・」と悔しがりますが、その後も何事もなかったように釣れます。
そして、カラーを「ゴールド」に替えた途端に、ラッシュがやってきました。
(これがホントの、「ゴールド・ラッシュ」なんちゃって^^;;)
まあそんなわけで、勝手な先入観でスプーンを区別・分類してはならない・・・と勉強した次第です。
そのスプーンに合った使い方を見つけてやるのも勉強なのかもしれません。
とはいえ、見えるところで2.9gを泳がせると・・・
どう見ても、魅力的なスイミングには見えないんですけどね・・・いまだに半信半疑・・・です^^;;
と言いながら、勝てば官軍・・・久々に自塗りしてみました^^;;

例に寄って、タミヤカラーによるいい加減な塗り絵状態ですが、クリアを吹けばサマになります^^;;
年内には使えないかもしれませんが、お寺以外でも「頼むぞ!」なんて、期待しちゃいます。
ソリッドカラーはまあ定番色ですけれど、
ゴールドのツートンは、コータックの岩魚スプーンを参考にしました。
まだ管釣りを始めたばかりの頃、岩魚スプーンで東山湖で大物をゲットした事があります。
80cmオーバーのイトウも岩魚の赤金でしたし、真っ赤に婚姻色が出た鼻曲がりは緑金でした。
マーベルで効くかどうか・・・分かりませんけれど、楽しみです^^
ウルトラ7のカプセル怪獣のように、「頼むぞ!」と投入したわいいが・・・アテにならない・・・
なんてことにならないことを祈っています^^;;
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですので
その点ご理解の上お読み下さい。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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