フック交換 がまかつ52BL/58BL
管釣りを始めてから数年になりますが、フックにあまり注意を向けることがありませんでした。
でも、最近のすそのフィッシングパークは、スプーンの選択はもちろんのこと、
フックにまで神経を使わないと、おいそれとは釣れてくれない状況が続いています。
フックに何も知識がないので、正しい選択をしたのかどうか…分かりませんが、
こんなことを考えてフックを選んでみました。
■あまり太くないこと
すそのフィッシングパークは、アベレージサイズが大きいことで有名です。
年のはじめ頃で40cmぐらい、初夏以降は、アベ50~55cmほどにもなります。
「大物」になると、60~65cmも珍しくありません。
当然、フックは太軸でないと、伸ばされてしまう機会が多いので、
最初の頃は、太いフックであることだけで選んでいました。
でも、トラウトが50cm級になると、口が硬くなってきて、フッキングが悪化します。
(私自身のアワセがヘタなことも原因の一つでしょうけれど)
フッキングのことだけで考えれば、細軸の方が、サクっと刺さってくれます。
そうかと言って、細軸では簡単に伸ばされてしまうので、
「細めでフッキングしやすく、大型魚でも伸びにくい強いフック」が欲しくなるんです。
今回、初めて購入したのですが、がまかつの「シングルフック52BL」。
パッケージには、私にとって魅力的なポイントが書かれています^^
@BIG FISHの多いエリアにも!
おー、すそのフィッシングパークにもってこいじゃないですか♪
@掛けアワセ対応!
一応、掛けに行くスタイルが好き…と自分では思っているんですよ^^;;
ロッド「63UL-SVF」も、その方向で選んだつもりなんです。
@口切れしにくいストレートポイントタイプ
最近、掛かりが浅く、口切れする傾向が強いので心強いですね^^
なんか、いい方向に作用してくれそうなフックだと思って購入しました。
■掛かりの良いフック
↑の「52BL」とは別に、掛かりの良いフックも用意しておきたいと思いました。
最近は、水押しが強く、アピールの大きなスプーンにはほとんど反応せず、
PALは出番がなくなってきましたし、MIUでも、あまり芳しくありません。
アピールが小さく、アクションもローリング系ばかりを用いる機械が圧倒的です。
マーシャルであったり、クリスタルであったり、クローザーであったり…ですが、
中でも、どうにもならん…と感じた時に投入するのが「クローザー」です。
野球で言うと、最後の押さえって意味でのネーミングなんでしょうか?
(同じように表現するなら、クリスタルはセットアッパーになるんでしょうか)
「水押し最弱」を謳うだけあって、活性が落ち込んだ際の効き目は納得するものがあります。
でも、このスプーンのフック、すぐに先端がナマってしまう感じがします。
ほんの1~2尾を掛けただけで、爪の上を滑ることも少なくありません。
そんなクローザーの出番~リアクションでほんの気持ち触る程度~の場面を考え、
このスプーンには、掛かりの良いフックを装着しておこう…と思ったわけです。
(というか、値段のこともあって、割高なフックを全てに奢るわけにはいかなかったんです)
それがこちら。がまかつ「トーナメントグレード」と銘打たれている「58BL」です。
アイの部分に角度がついていて、針先が触れると、フックが開き気味になって
フッキングを良くする構造のようです。
ただ、確かにフッキングは良さそうですけれど、「伸び」に関してはどうなのか…。
このように深くしっかりフッキングすれば、フックのパワーは充分に生かされますが…、
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こちらのようにフッキングが深く刺さらないと、針先が引かれることでフックが傾き、
針先を外へ広げるような力が加わるので、フックは伸びやすい…
という過去の記事で使用した図です。
これと同じで、「58BL」はアイに角度がついているために、
フックが傾くことでフッキングがよくなる構造だと思うのですが、
そのフックが傾き開き気味になることが、もしかしたら、伸びに繋がってしまうかも…
なんて感じました。
もちろん、フック自体があまり太くありませんので、奥までフッキングしやすいわけで、
その分、針先を外側へ引くような力がかかるのを軽減することはできると思うので、
その辺も合わせて心がけながら使ってみたいと思います。
そんなこんなで、針先チェックをしていたら、こんなに…^^;;
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(随分、交換をサボりましたねぇ^^;;)
ワレット内のスプーン全ての針先を「爪」でチェックしましたが、
案の定、爪の表面は大の大人のものとは思えない状態になりました^^;;
クローザーに「58BL」を、クリスタル1g、マーシャルトーナメントに「52BL」の8号を、
その他には「52BL」の6号を付け替えました。
で…
それらのスプーンを見ていて感じたこと。
@「ふ~ん、グリーン系が少ないんじゃない?」
@「多いのは、黄色に、ピンク系に、橙~茶系だな」
@「自塗りが多いかも」
フックの先が甘くなっている…ということは、
これらのスプーンは程度差はあれども、ヒットスプーンであるわけです。
つまり言い換えれば、これらのカラーが過去のヒットカラーでもあるわけです。
フックを伸ばされたものについても同様のことが言えるわけですが、
フックを伸ばされた場合は、大抵、その場で交換してしまうため、ここにはあまりありません。
一方、針先の甘さは、針先の甘さが気になるほど、同じスプーン、同じカラーで
釣れ続かないので、現場では交換せずに持ち帰ることになるので、
ここにこうして並ぶわけです。
思い起こしてみると、いつだったか数年前の冬場に「ペパーミント」が馬鹿アタリした以外、
すそパでグリーン系がイチバン良かった…ってことは経験がないかもしれませんね。
私的には、すそパの下池の基本カラーはオレンジ(ちょっと茶系)~カラシだと思っていますし、
ナイターなどでは、蛍光ピンクはかなりの鉄板カラーだと思います。
薄いピンクも下池では定番ですし、日中にはブルー系しか反応しないこともある…
そんな記憶が確かにありました。
「自塗り」に関しては、あるスプーンのカラーバリエーションに、
過去にヒットしたことのあるカラーがないと自塗りをすることが多いので、
必然的に、ヒットカラーを、ヒットスプーンに作り出すわけですので、
打率(ヒット率)は、上がるのも頷けるのかもしれません。
さあ、用意は完璧デスよ!
次はいつ行きましょうかね?^^
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(注)全ての記事内容はあくまで私の主観ですので、その点ご理解の上お読み下さい。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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