いつの間にやら巻きアワセ
現在の私の管釣りスタイルは、右投げ左巻きです。
でもこれは改造したもので、元々、海釣りでは右投げ右巻きでした。
管釣りはやっと5年目ですが、海釣りは20年来です。
そんなキャリアというか、身体で覚えた動作というのか、
ロッドのアワセは、左手の方が断然強いんです。
高活性の時などに、たまに試してみるのですが、我ながら気持ちよくアワセが決まります。
それに引き換え、右手のアワセは、勢いもなくパワフルじゃありません^^;;
すそのフィッシングパークの大きな魚を相手にしていると、
散々にラインを引き出しドラグを鳴かせてくれたのに、
いざネットインしてみると、フックがちゃんと刺さっていなかった
(つまり針先だけが掛かっている状態)…なんてことが珍しくありません。
特に、右手ロッドにしてから、その傾向が強まった気がしていましたが、
ここ最近の、「基本低活性」の管釣りにおいては、
思わぬ副産物を生んでいて助かっちゃっています。
それは「巻きアワセ」。
右手ロッドでガッチリとアワセて、フッキングできないので、
右手のパワー不足を補おうと、「巻きアワセ」を練習したんですね。
まだ完全に身についていなくて、意識していないと、
弱々しい右手のロッドアワセのみになってしまうのですが、
うまく意識が向いている場合には、巻きでフックを魚の口に掛けておいて、
ロッドアワセでしっかりフッキングする…って、いい感じでアワセが決ります^^
もう1点、巻きアワセがいいな…と思っているのは、レンジキープの観点から。
また、ロッドを立ててアワセると、スカだった場合、スプーンのレンジが大きく変わります。
そのまま巻き続けても、高活性でない限りは、追い食いはあまり期待できません。
巻きアワセだと、空振りでもレンジはそう変わりませんので、
そのまま巻いていると、追い食いをしてくれることがよくあるんですね。
ところで…
最近の管理釣り場は、いつ行っても、ハナから高活性…なんてことは珍しく、
特に日中は、ショートバイトをいかに掛けるか…、
浅いフッキングを如何にバラさなないか…なんてことを意識せざるを得ません。
そうしたショートバイトの日、活性が低い日には、「巻きアワセ」が役立ってくれます。
食いが浅く、ロッドで大アワセると、フッキングせずにすっぽ抜けるようなケースでも、
巻きアワセだと、フックが大暴れしないせいなのか、フッキングしてくれるような感じもします。
(同時に試せないので、あくまで感覚ですが)
そんなわけで、当初はロッドのアワセのパワー不足を補うための「巻きアワセ」、
そしてレンジをキープするための「巻きアワセ」だったわけですが、
最近では、低活性時の捕獲率向上にも「巻きアワセ」って感じになっています。
上手な方にとっては、何を今さら…でしょうが、
反射的な大アワセに慣れ親しんできた身体で、無意識のうちに巻きアワセをするのは、
なかなか難しいもんです^^;; 最近、ようやくなんとかなるようになってきたおやじなのでした^^
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(注)全ての記事内容はあくまで私の主観ですのでその点をご理解の上お読み下さい。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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