釣り座は一歩下がって腰掛けて??
冒頭からあまりキレイな話題でなくて恐縮ですが、
お酒を飲む男性の多くが目にしたことがあると思われますが…
「一歩前へ!キミのはそんなに長くない」というラクガキ。
管理釣り場においては、これと逆がよろしかろう…という(コジツケ的)お話しです(笑)
と言っても、管理釣り場のトイレでの立ち位置の話しではないので勘違い召されぬよう…。
さて…、記事冒頭にもありますように、
ワタシのすそのフィッシングパークでの定位置は下池工場側最奥にあるベンチでありますが、
これは、ベンチにガッツリ座り込んでの釣り…を意味しています。
ベンチに腰掛けて釣るようになったのは、いつぐらいからでしたかねぇ…?
確か今年からだと思いますし、少なくとも暖かくなってからだったように思います。
最近のワタシは…というと、寄る年波に「ヒト」としての基本性能がガタオチの状態で、
視力が落ちる一方で老眼(遠くが見えないくせに近くで焦点しない)とか、
長年のパソコン仕事の影響で、3~4時間以上キャストを続けられないとか、
足腰のグリス切れか、下手すると痛みさえ伴うので立ち座りがおっくうだとか…^^;;
視力の問題は、近代技術の結晶的なメガネで何とかドライブ&釣りを可能にできます。
腱鞘炎的な手首の痛みは、短時間集中の釣りで十分楽しめます。
(しかもロキソニンという最終兵器も常備しています^^;;)
でも、管釣りでの釣りにおいて、立ったり座ったりが辛い…というのは弊害満載な訳で…^^::
ロッドティップを下げることで、スプーンの泳層を下げたい場面もありますし、
光の加減で、ライン変化が立っていては見えない場合もあります。
また、プレッシャーが高く、人影を隠さなければならない場合もありますし、
単純に、立っているのが疲れたって場合もあるので、腰を下ろすことは多々あるのですが、
この、しゃがんでいる状態から立ち上がるのが難儀なんですな^^;;
立ち座りを何度も繰り返していると、
若かりし頃にスクワットをさせられた時以上の疲労感を感じるってわけなんです。
そこで、
「楽だし」
「人影も隠せるし」
ってことで、ベンチに座って釣ることが増えたわけですけれど、
実はコレ、なかなか理にかなったスタイルであることに気づきました。
「楽だし」ってことについては別にして、
「人影を隠せるし」というのは、存外に釣果に影響するような気がします。
多くのアングラーさんもそうですし、ワタシも、ベンチ作戦に出るまでは、
ポンドのヘリに立って釣ることが多いんじゃないでしょうか。
それが、たまたまオヤジ的怠慢な理由で、ベンチに腰を下ろしてみると、
特に、駆け上がり付近~つまり釣り人に近いエリア~でのヒットが増えた気がします。
数値で表すことができないんで、多分に感覚的に思われるかもしれませんけれど、
ワタシ自身の印象では、思っていた以上に人影を消す…というのは影響があるようだ…です。
さらに後付けで気づいたのは、ベンチに腰掛けてリーリングをしてくるということは、
ベンチ自体が、水際にはなく、少しセットバックしているので、
余計に人影を消しやすいのと、構えたロッドティップが、ちょうど水際付近になるんですね。
しかも、ティップ位置も低くなりがちなんです。
つまり、水際に立っている場合と、ティップが水際付近にある場合とでは、
約6フィート分だけスプーンを引く距離が長くなるわけで、
それは、駆け上がりを最後までキチンとトレースできる…ってことに繋がるんですね。
(上級者さんは立ち位置などに関わらず最後までトレースできるのでしょうがけどね^^;;)
一つ注意すべきは、ティップの破損です。
先日の記事にあるように、63ULのティップを破損して修理に出しましたが、
すそパ下池は、周囲をぐるりと石が囲んでいます。
ベンチから竿を出すと、ティップがちょうど、その石の上あたりにくるんですね。
おそらく、アワセやアクションの際に、下池の水際を囲む石にブツけたのでしょう。
これは注意しないと、大事な道具を傷つけてしまうことになります。
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まあそんな訳で、最近のオヤジは、文字通り「レイドバック」な釣りオヤジ化していますが、
特に下池工場側では、どのベンチに腰掛けるか…とか、
周囲に気配りしなければいけない…ナドの注意点があるので、
ベンチならどこでも良いわけではありません。
まずは、キャストする際の注意。
釣り位置が、通常よりセットバックしているので、
キャスト時にバックヤードが確保できないとダメです。
確実に、背後の竹やぶを釣るハメになります。
オヤジ的には、サイドキャストってんですかね?
卓球のバックハンドみたいに、身体の前からキャストするヤツ…
バックヤードのないベンチで釣る場合用に、コイツを練習中でありマス。
(でも全然飛ばないケド^^;;)
また、他のアングラーさんが通れるスペースを確保できることも条件です。
水際に立っているなら、譲り合いで背後を通って頂くことは、そう難しくありませんが、
セットバックしたベンチに腰掛けて、ラインが出ている状態だと、
ベンチの後ろに通るスペースがなくてはなりません。
もし、そういうスペースがない場合には、人の通行に常に気を配り、
「あれ、通れねーじゃネーか」と思わせないよう、早めの対処が必要ですよね。
通る方に、先に「すみません」と声をかけられるようではイカンではないか…と思います。
早めに立って、通れるスペースを作る…、
それが、横着に座っているモノの最低限のマナーってもんでしょう。
日中で釣り人が多く、通行が多い場合には、
腰掛けること自体を勘案すべき場面もあるでしょう。
ワタシは、基本的にナイター中心なんで、
暮れた後の工場側にはほとんど人の動きはないので、座って釣っていられる…
という側面もあるのだと思いますが。
まあ、そんなマナー的な部分で自分以外に迷惑をかけない範囲…という条件付きで、
『一歩後ろへ!キミの(ロッド&身長)は存外長い』
というキャッチで締めくくりたいと思います^^;;
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(注)全ての記事内容はあくまで私の主観ですのでその点をご理解の上お読み下さい。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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