ブルーギルで養鶏飼料!
それが確かか、そうとばかりいえないのか…それはともかくとして、
ブラックバスを節操なく全国の湖沼に放したと言われているアングラーの一人として
興味ある記事を見つけました。
有害外来魚の代表と言えば、ブラックバスとブルーギル…というのが一般的ですが、
人間様が「食う」というのがイチバンの駆逐する原動力なのに、こいつら旨くない^^;;
か~んたんに言えば、人間にとって役立つ生き物は生存の危機になりがちですが、
旨くない外来魚たちは、安泰で増殖してきてしまった…ってわけですね。
なんせ、琵琶湖には160トンもの外来魚が生息していて、その8割がブルーギルだそうで、
日本固有種のニゴロフナとか、モロコなんかの卵や稚魚が食われて激減してるんです。
ニゴロフナってのは、あの「鮒寿司」に使われているヤツです…
そう…発酵させるんで、すっごい臭いやつです(苦笑)。
とてもワタシには食べられないんですけどね…
でも自分が食べられないからと、伝統文化が滅んでいいわけはないですから、
やはり外来魚は何とかしなきゃいけないわけです。
そんなところへちょっとした朗報が…
立命館大学の偉い先生と滋賀県の共同で
このブルーギルを原料にした養鶏用の飼料が開発されたらしいんです。
これがまた、高栄養価で、普通の飼料に混ぜて鶏に与えると、よく成長するらしいんです。
やっかいな外来魚が養鶏の餌になって、丸々と太った鶏を育ててくれて、
食卓に美味しい鶏肉料理が並ぶなんて、小気味いいじゃないですか♪
バイオエタノールのせいで、養鶏飼料の中心であるトウモロコシが高騰してますので
その辺の観点からも、こりゃ非常にタイムリー!と、記事に食いついた次第です。
さらに小気味いいのはですね…
ブルーギルの身を、素晴らしい飼料に変身させているのが、
欧米渡りの横文字の薬品ではなく、な、なんと!「納豆菌」だってところなんですよね^^
おまけに、その餌で育った鶏が美味しいらしいので、こらあもう万々歳…ですかね。
ブルーギル以外でも、スズキの仲間の魚であればいい餌になるそうなので、
有害外来魚の首領(ドン)、ブラックバスでもいけちゃうらしいです。
あと、越前くらげも何とかできるといいのに…ですね。
あ、そういえば、秋葉原のブルーギルはまだ食えるんだろうか??
最近、とんとうわさを聞かないけれど…^^;;
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですので
その点ご理解の上お読み下さい。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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