fc2ブログ

2017/05/16

卵パックの発芽ポットでゴーヤ&オクラ発芽~ペットボトルのミニ温室も

ゴールデンウィークを迎えると毎年恒例の、ゴーヤとオクラの種植えと発芽の時期になります。今年は市販の発芽ポットを使わず卵パックで代用してみたので忘備録的にメモっておきます。

20170515_eggpack_okura280.jpg


ここ数年、市販の発芽ポットを使っていて、発芽したらそのまま土に植えられるタイプのポットです。

「ジフィーポット」というらしいのですが、ポットはいずれ土に戻るのでエコだし、植え替えの際に根を炒める心配もないので、最近はずっとこれでしたが、ふと手にした紙製の卵パック…、「ん?これ使えないか?」

という訳で、今年はジフィーポットを買わずに卵パックで発芽させることにしました。




スポンサーリンク





■卵パックに培養土を入れて種を植える

卵パックを上下に切り離し、下の玉子のカタチをした部分に培養土を盛り、上の蓋側は二重のお皿みたいに重ねて使います。

でも、このままだと(たぶん)紙が溶けて持ち上がらなくなるのが目に見えているので、受け皿にペットボトルを使います。

20170515_eggpack001.jpg

分かりますかね?

ペットボトルを半分に切った中に卵パックがすっぽり収まっているんですが、あつらえたかのようにサイズぴったりです(≧▽≦)



しかも、後で気づいたんですが、ペットボトルの半分の部分を被せておけば、簡易的なミニ温室(※)になっちゃいます^^

※これは後で少し改造して、さもそれを見越していたかのように書きます(笑)。



■毎年苦労するゴーヤとオクラの発芽

ゴーヤもオクラも発芽しにくいじゃないですか?

でも、夏の暑い時期に両方ともぜひ食べたい野菜なので植えるんですが、昨年はゴーヤが発芽せずに、梅雨入りの頃になって苗を探し回るハメになりました。

その前の年はオクラを失敗しました^^;芽は出たものの成長せずに枯れてしまいました。

マンションの小さな庭なので、日当たりが悪い(日に数時間)のでそもそも条件が悪いんです( ;∀;)

そんなわけで、毎年どちらか、あるいは両方の発芽に難儀している訳ですが、今年は油断なく準備しましたヨ(笑)。




スポンサーリンク





ゴーヤの発芽と本植え



ゴーヤは、種の端をニッパで切ってやると発芽しやすい…と知ったので、卵パック1個分~10個の種を植えました。

植えた種は昨年、我が家で実ったゴーヤから採れた種です。

近大マグロじゃないですが、完全サイクルになっています(*´▽`*)

紙パックでちゃんと発芽!(やったっ!)

20170515_eggpack002.jpg

↑こちらは卵パックで発芽したゴーヤを本植えしたところです。

根が延びやすいように、卵パックの底を少し破いてあげています(濡れ紙なのですぐ破ける)。

10個植えた種のうち、5個発芽させる事ができましたので、フェンス下に置くプランターに植えました。

20170515_eggpack_goya001.jpg

右端にチラっと頭を出しているのも含め、ここには4本の苗が写っています^^育つかな~~~




オクラの発芽



ゴーヤの発芽~本植えを完了したのでオクラを発芽させたいと思います。

種を水に浸して数日後、白い小さな根が出てきた順に、卵パックの発芽ポットに植えます。

20170515_eggpack_okura001.jpg

ペットボトルの上側を載せておけば簡易温室になって発芽しやすいかな…?



そして、まだかな、まだかな…と首を長くして待っていると、ついに発芽しました!

20170515_eggpack_okura002.jpg

20個植えて、4本発芽…とやはり発芽率悪いですが、まだ出るかもしれませんのでもう少し待ってみたいと思います。

ただ、いつもここから失敗するので、気温が上がってくるまで、何か保温対策をしてあげたいな…と思っています。




卵パックで発芽成功



卵パック代用での発芽に成功できました(*´▽`*)

想定と違ったのは、思っていたより水に溶けやすく、発芽した苗を1本ずつにしたり、本植えする際にはちょっと手間です(笑)。

偶然の産物ですが、ペットボトルとのサイズがピッタリだった事で、発芽までの簡易温室になったのは収穫でした。

冒頭のモノ(ゴーヤ時)より少し進化して…

20170515_eggpack003.jpg

上下を完全に切り離さずに、片側を数センチ繋げておく事で、風が吹いても蓋が飛ばされないようになりました。

繋がっている部分があまり長いと、開閉がしにくくなるので調整が必要です。



今回は、我が家の夏の家庭菜園と言うか、プランター野菜の定番であるゴーヤとオクラの発芽についてメモってみました。

今どき、紙製の卵パックってあまりないですが、我が家も探してあえて買っているのではなく、たまたまローソンフレッシュで来る卵が紙パックで、ず~~っと捨ててたのですが、今回はふと思いついただけなんです。

夏にはゴーヤとオクラ、食べられるといいなあ(≧▽≦)

【関連記事】

【家庭菜園】プランターで使用済みの土の再生 始めてみました


【ジフィーポット(発芽ポット)】

卵パックをつかわずとも「発芽ポット」を使えば簡単に芽出しが可能です。根が貫通できるためポットのまま植えることができるので、植え替え時に根を痛めることもありません。

実際に使ってみると、保水力もありますし、植えた後にたまごの紙パックよりも早く土に帰るようにも思えました。

丸形・四角型、単独型、連結型など様々な形があるので用途に応じて使い分けが可能です。自分は単独の丸形を使用していてポットがすっぽり収まる植栽トレーで保水や保温をしています。

amazonで見る 楽天市場で見る Yahooショッピングで見る




関連記事

コメント

非公開コメント