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2008/05/30

FOREST クリスタル

私のお気に入りスプーンの筆頭…と言えば、フォレストの「クリスタル」でしょう。
不思議と、大物をヒットさせてくれる「何か」を持ったスプーンだと思っています。

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以前から、「大物が来るスプーンだなぁ」と思っていたんです。
そういう面では大物好きの私には、非常に重要なスプーンです。

crystal_20080525125214.jpg

クリスタルは、若干細身で、ティアドロップとも、ウィローリーフとも言えない独特な形状をしています。

クリスタルは過去に一回形状変更をしています。
旧モデルは、もう少しテールの幅が小さく、今のマーシャルトーナメントのような形状だった記憶があります。
その当時は管釣りをしていなかったので記憶は曖昧なんですが…


クリスタルのアクションは、ロールが強めのウオブロールといった感じで、
強いウオブリングが嫌われるようなハイプレッシャー時でも比較的使いやすいのが特徴です。


また、ロール系のスプーンの性格~浮きにくい性格を持っていますが、
反面、沈みにくい性格も併せ持っているように思います(特に1g/2g)。
キャストでは、よく飛んで飛距離が稼げるスプーンですので、
沈みにくい性質と合わせて、沖の表層を狙う場合に重宝しています。


重量は、1g/2g/3gの3種類です。
フォレスト社のHPには、なぜか1gが落ちていて、2g/3gのみ掲載されています)


■3g

 2gと同じ大きさで、ブレードの厚みで重さを出していますが、
 厚みや重さによる「波動」が大きいのか、魚の活性に寄っては避けられる場合もあります^^;;

 ただ、3gがマッチした場合には、他のスプーンや、同じクリスタルの別の重さではアタリもない中、
 3gだけがヒットする場合があるので、渋い場合でも、重さの先入観に捕らわれず試す価値アリです。

 すそパ下池の対岸での放流時には、3gの赤金、あるいはウグイを遠投することがあります。
 高速リトリーブでも、回転せずにアクションするので、
 放流魚を手前に集めてくる意図で使うことがあります。 

 主に、中層での大物狙いに使うことの多いスプーンです。
 

■2g

 私の、短い管釣りライフで、最も大きく強い記憶を残してくれたのがクリスタル2gです。
 実は、昨年(2007年)秋に行われた『上州屋&DUELカップ(開成FS)』での優勝スプーンなんです^^
 カラーは、うぐいす/赤ラメでした。 

 
 普段のすそのフィッシングパークへの釣行でも、表層~中層で大物をゲットしてくれます。
 特に、下池でのナイターでは、「パールピンク」は定番カラーです。


 2gなのに、3gクラスと同程度の飛距離が稼げるので、広い範囲を探ることができ、
 2gなので、なかなか沈まないので、予想以上に低速でのリトリーブを可能にしてくれます。
 逆に、早めのリトリーブにも対応してくれ、回転せずに魚にアピールしてくれます。

 上州屋CUPでも、ヒットパターンは、表層の早巻きでした。


 最近、クリスタルの使い方として、何度か功を奏しているのが早巻き⇒フォールです。
 上層を早め巻いてきて、弛んだラインがすぅっと張ったりして、スリップに入ったな…と思ったら、
 少し食いを待って、食わない場合は、リトリーブを止めてフォールさせます。
 
 フォールさせながら、ライン変化を見ていると、バイトを取ることができます。
 あんな形状のくせに、案外、クリスタルはフォール姿勢がいいみたいなんです。
 3gだとちょっと沈降が早すぎるので、もっぱら2gでのメソッドとして使っています。

 ただ惜しいかな…1~2回しか効かないんですけどね^^;;
 (たぶん、私がフォールをあまりしたことがないので、バイトを見逃しているのかもしれませんが…)


■1g

 2g/3gのクリスタルの特徴である「ぶっ飛び」の性格を受け継いでいるので、
 1gでありながら、他のスプーン(例えば、PALやマーベル等)の1.5gクラスと同等の飛距離を稼げるので、
 1gの重量と相まって、私の「ど表層攻略の最強メソッド」として使っています。


 特に、真夏のナイターで、日没直前に盛んにライズが出ている時や、水面でもじっている場合の他、
 魚が強く表層を意識しているような状況では、1キャスト1ヒットがあたり前…ぐらいの鉄板メソッドです^^


 2g/3gと違って、ブレードも薄いですし、形状も2まわりぐらい小型で、
 ちょうど、同社のクローザーを縦長にしたような感じなので、
 弱アピールで、リアクション・バイトを取れるのかもしれません(無責任発言です~流して下さい)。


 
 実は、この記事を書いている数日前に、すそのフィッシングパークへ釣行したのですが、
 ナイターラスト1時間でラッシュがあったのですが、
 7連続ヒットを含むフィーバーを演じたのがこのスプーンなんです。
 (だったら、真夏の鉄板じゃないジャン…というツッコミはご無用に願います~苦笑)
 その7連続ヒット(全てネットインまで)は、チェンジなしで、定番カラー「パールホワイト」でした。


 興味深かったのは、かなりの大型もヒットしたのですが、
 フックの伸びは皆無で、すべて無事ランディングできました。

 常々、私の持論(ヘタクソ親父の持論…デスケド^^;;)ですが、
 私は、大型魚のフックの伸びへの対策は、太軸化ばかりとは言えないと思っています。

 フックが伸ばされる条件というのは、実は、フッキングが不完全で起こる場合が多いのでは?
 と私は考えているんです。
 つまり、フックは、完全に刺さっていれば、そう弱いものではないと思うんですね。
 ベンド部までしっかり刺さっていれば、下向きの加重がかかり、フックは十分耐えると思うんです。

 フッキングが不完全で、針先だけが刺さったような状態で、魚と人間が引っ張り合いをすると、
 フックの先端部~ポイントやスロート部分に、外側へかかる荷重が大きくなり
 フックは~おそらく~そういう加重には弱いのだと思うんです。

   ⇒この辺のことは、別記事にしていますので、宜しければご覧下さい。


 すそパの魚のような大きさの鱒は、口が硬くなって、フックが非常に刺さりにくくなります。
 太軸化で、フックが伸びないように…と対策しても、軸が太い分だけ刺さりにくくなるよりは、
 私は、逆に細軸(いや、普通の太さ)の方が、しっかりフッキングする分、伸び対策になるように思うんです。

 その辺から見ると、1gには頼りなさげなフックが装着されていますが、
 表層でのひったくるようなバイトや、ランディングでも、あまりフックの伸びで困った記憶はありません。

 

私の最もお気に入り~そして実績も~のスプーン「クリスタル」のお話しでした。 

不満と言えば、カラーが少し少ない…というか、すそパにマッチするカラーが少ないことでしょうか。
でも、その辺は「自塗り」で対応しつつ、また好釣果を期待したいと思います。




(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですので
その点ご理解の上お読み下さい。

Posted by KAZ 2008_05_30_

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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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