FOREST クリスタル
不思議と、大物をヒットさせてくれる「何か」を持ったスプーンだと思っています。
![]() | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() |
以前から、「大物が来るスプーンだなぁ」と思っていたんです。
そういう面では大物好きの私には、非常に重要なスプーンです。
クリスタルは、若干細身で、ティアドロップとも、ウィローリーフとも言えない独特な形状をしています。
クリスタルは過去に一回形状変更をしています。
旧モデルは、もう少しテールの幅が小さく、今のマーシャルトーナメントのような形状だった記憶があります。
その当時は管釣りをしていなかったので記憶は曖昧なんですが…
クリスタルのアクションは、ロールが強めのウオブロールといった感じで、
強いウオブリングが嫌われるようなハイプレッシャー時でも比較的使いやすいのが特徴です。
また、ロール系のスプーンの性格~浮きにくい性格を持っていますが、
反面、沈みにくい性格も併せ持っているように思います(特に1g/2g)。
キャストでは、よく飛んで飛距離が稼げるスプーンですので、
沈みにくい性質と合わせて、沖の表層を狙う場合に重宝しています。
重量は、1g/2g/3gの3種類です。
(フォレスト社のHPには、なぜか1gが落ちていて、2g/3gのみ掲載されています)
■3g
2gと同じ大きさで、ブレードの厚みで重さを出していますが、
厚みや重さによる「波動」が大きいのか、魚の活性に寄っては避けられる場合もあります^^;;
ただ、3gがマッチした場合には、他のスプーンや、同じクリスタルの別の重さではアタリもない中、
3gだけがヒットする場合があるので、渋い場合でも、重さの先入観に捕らわれず試す価値アリです。
すそパ下池の対岸での放流時には、3gの赤金、あるいはウグイを遠投することがあります。
高速リトリーブでも、回転せずにアクションするので、
放流魚を手前に集めてくる意図で使うことがあります。
主に、中層での大物狙いに使うことの多いスプーンです。
■2g
私の、短い管釣りライフで、最も大きく強い記憶を残してくれたのがクリスタル2gです。
実は、昨年(2007年)秋に行われた『上州屋&DUELカップ(開成FS)』での優勝スプーンなんです^^
カラーは、うぐいす/赤ラメでした。
普段のすそのフィッシングパークへの釣行でも、表層~中層で大物をゲットしてくれます。
特に、下池でのナイターでは、「パールピンク」は定番カラーです。
2gなのに、3gクラスと同程度の飛距離が稼げるので、広い範囲を探ることができ、
2gなので、なかなか沈まないので、予想以上に低速でのリトリーブを可能にしてくれます。
逆に、早めのリトリーブにも対応してくれ、回転せずに魚にアピールしてくれます。
上州屋CUPでも、ヒットパターンは、表層の早巻きでした。
最近、クリスタルの使い方として、何度か功を奏しているのが早巻き⇒フォールです。
上層を早め巻いてきて、弛んだラインがすぅっと張ったりして、スリップに入ったな…と思ったら、
少し食いを待って、食わない場合は、リトリーブを止めてフォールさせます。
フォールさせながら、ライン変化を見ていると、バイトを取ることができます。
あんな形状のくせに、案外、クリスタルはフォール姿勢がいいみたいなんです。
3gだとちょっと沈降が早すぎるので、もっぱら2gでのメソッドとして使っています。
ただ惜しいかな…1~2回しか効かないんですけどね^^;;
(たぶん、私がフォールをあまりしたことがないので、バイトを見逃しているのかもしれませんが…)
■1g
2g/3gのクリスタルの特徴である「ぶっ飛び」の性格を受け継いでいるので、
1gでありながら、他のスプーン(例えば、PALやマーベル等)の1.5gクラスと同等の飛距離を稼げるので、
1gの重量と相まって、私の「ど表層攻略の最強メソッド」として使っています。
特に、真夏のナイターで、日没直前に盛んにライズが出ている時や、水面でもじっている場合の他、
魚が強く表層を意識しているような状況では、1キャスト1ヒットがあたり前…ぐらいの鉄板メソッドです^^
2g/3gと違って、ブレードも薄いですし、形状も2まわりぐらい小型で、
ちょうど、同社のクローザーを縦長にしたような感じなので、
弱アピールで、リアクション・バイトを取れるのかもしれません(無責任発言です~流して下さい)。
実は、この記事を書いている数日前に、すそのフィッシングパークへ釣行したのですが、
ナイターラスト1時間でラッシュがあったのですが、
7連続ヒットを含むフィーバーを演じたのがこのスプーンなんです。
(だったら、真夏の鉄板じゃないジャン…というツッコミはご無用に願います~苦笑)
その7連続ヒット(全てネットインまで)は、チェンジなしで、定番カラー「パールホワイト」でした。
興味深かったのは、かなりの大型もヒットしたのですが、
フックの伸びは皆無で、すべて無事ランディングできました。
常々、私の持論(ヘタクソ親父の持論…デスケド^^;;)ですが、
私は、大型魚のフックの伸びへの対策は、太軸化ばかりとは言えないと思っています。
フックが伸ばされる条件というのは、実は、フッキングが不完全で起こる場合が多いのでは?
と私は考えているんです。
つまり、フックは、完全に刺さっていれば、そう弱いものではないと思うんですね。
ベンド部までしっかり刺さっていれば、下向きの加重がかかり、フックは十分耐えると思うんです。
フッキングが不完全で、針先だけが刺さったような状態で、魚と人間が引っ張り合いをすると、
フックの先端部~ポイントやスロート部分に、外側へかかる荷重が大きくなり
フックは~おそらく~そういう加重には弱いのだと思うんです。
⇒この辺のことは、別記事にしていますので、宜しければご覧下さい。
すそパの魚のような大きさの鱒は、口が硬くなって、フックが非常に刺さりにくくなります。
太軸化で、フックが伸びないように…と対策しても、軸が太い分だけ刺さりにくくなるよりは、
私は、逆に細軸(いや、普通の太さ)の方が、しっかりフッキングする分、伸び対策になるように思うんです。
その辺から見ると、1gには頼りなさげなフックが装着されていますが、
表層でのひったくるようなバイトや、ランディングでも、あまりフックの伸びで困った記憶はありません。
私の最もお気に入り~そして実績も~のスプーン「クリスタル」のお話しでした。
不満と言えば、カラーが少し少ない…というか、すそパにマッチするカラーが少ないことでしょうか。
でも、その辺は「自塗り」で対応しつつ、また好釣果を期待したいと思います。
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですので
その点ご理解の上お読み下さい。
![]() | ![]() |
![]() | |
![]() | |
![]() |
拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
宜しければ「この記事面白かった」「役に立ったよ」「応援してるよ」という方は、
「ランキング応援(↑)」や「拍手(↓)」などして頂けると嬉しいです♪
もちろんコメントも大歓迎です^^/
コメント