感度重視って何を重視するの?
でもデスネ…『感度重視』ってことについて、ちょっと少々疑問があるんですよねぇ^^;;
「感度」ということについて何を指すのかを特定すると、
「魚信(アタリ)を感じること」になるわけなんですが、もっと詳しく見てみると
①ロッドから伝わる振動を手が感じ取ること(ロッドを持つ手)
②リールハンドルから伝わる振動と重みを手が感じ取ること(リール操作の手)
この2通りになると思います。
①は、同じ魚信でも、ロッドを伝わる「振動」だけを指し、
②は、それに加えて「ラインの先の重み」や「リールの回転が止まるような感触」や、
「(逆に)軽くなる感触]なども含まれ、振動だけではない「魚信」も含んでいます。
(感覚として・・・です。厳密にはどれも振動になるんですが)
感度重視というのは、そうした魚信を感じ取りやすさ重視・・・ということなんでしょうか・・・??
でも、それって、釣果アップに繋がるんでしょうか??
感度重視、感度重視って聞くと、すっごい疑問なんです。
最近の一番のお悩みごとです^^;;
私、そのことが気になって夜も眠れません。
(嘘です。気にはなりますが、毎日よく眠れます^^;;)
というのは・・・、
「魚信」というのは「振動」であるわけですよね?
この点をまず確定させます。「アタリは振動である」…と。
巻きが止まる感触は、振動とは思えないかもしれませんけれど、
ラインの先のスプーンを魚が咥えたことで、リトリーブが止められる「感触」である訳ですから、
物体を「動きが伝わる」という意味では「振動」であることには変わらないと思います。
さらに言えば、「振動」ってのは「音」であるわけです。
というか、「音」は「振動」なわけですが逆でも同じですよね。
であるならば、伝わるものの材質によって、伝わる速度は異なりますが、
ロッドやラインを振動が伝わる速さは分かりませんが
最速であるはずの「空気中」でも僅か約340m/secです。
一方で、光が空気中を伝わる速さは、約30万km/secです。
光の速度とは、ライン変化を目視することを指します。
つまり、「ラインが動く」映像は、空気中を光の速さで目に伝わってくるわけです。
このことは、少し前の記事でも書いたのですが、
いくら感度重視として、様々な要因を持ち込んでも、
魚信を最も早く感知する方法は、ライン変化以外にないじゃないか?・・・と思うわけです。
その上で、(これも2番煎じになりますが)魚がスプーンを咥え
違和感を覚えて、口を放すまでコンマ2秒だそうです(村田基氏)。
また、人間が魚信を感じてアワセの動作が起こすまでコンマ3秒
かかるそうです(同じく村田基氏)。
なので、ロッド(特にティップ)の柔らかさを利用しることで
魚が違和感を覚えるまでの時間を遅らせて、アワセが間に合い、
フッキングに持込める(高田達也氏)のだそうです。
ここまでを踏まえて・・・
「感度重視」タックルを選んだ場合、「最も早く魚信を感知する」以外に、
どういった理由で「感度」を重視されているのか?ということが疑問なんです。
私の感覚から言えば、ラインを見ることが最速の魚信感知であり、
ロッドティップが柔らかく追従することで、魚に違和感を持たせず
(持っても、違和感を感じるまでの時間をできるだけ伸ばす)
コンマ2秒で放してしまう所を、できるだけ放さないようにさせ、
コンマ3秒のアワセが間に合うようにする・・・。
これがベストではないのか?と思うわけです。
(2008/05/10追記)
それがですね…ロッドを同じ63UL-SVFに換えたら、案外、分かっちゃったんですよね>答え。
感度と、ライン変化は、別のアタリの取り方であって、
どちらが早いか…などを論ずる比較対象ではない…と思うようになりました^^;;
(注)いつものことですが、全ての記事内容はあくまで私の主観ですのでその点ご理解の上お読み下さい。
Posted by KAZ 2007_03_29_

拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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