【素麺】ジャージャーにゅうめん
奥さんの実家は奈良県です。
奈良県には「三輪」という素麺の一大産地があるので、帰省のたびに素麺を買います。
素麺なんてどれも一緒でしょ?
な~んて思っている方、いるかもしれませんが、さにあらず。
TVCMを流している「池利」なんていうビッグネームもありますが、
私がいつも素麺を買うのは「山本」です。
贈答用の高価な素麺はもちろんですが、自宅用のあまり金額の張らない素麺でも
そんじょそこらのスーパーの素麺とは訳が違います。
なんと言っても「腰」の強さは特筆もの。
極細で、沸騰したお湯に入れたら、あっ!と言う間に茹で上がってしまうのに、
ぐにゃぐにゃにならず、しっかり腰があるのはさすが…なんです。
そんな山本の素麺を使って、暖かいにゅうめんをつくりましたが、
上に、甘辛の肉味噌と茹でモヤシをトッピングしてみました。
一応ネーミングは「ジャージャーにゅうめん」としましたが、
味はギリギリ和風の範囲に収まるように作ってみました。
■肉味噌
・挽き肉…合い挽き(今回は牛40:豚60にしました)
・生シイタケ…2個をみじん切り
・玉ねぎ…1/3個をみじん切り
・ニンニク…半カケみじん切り
・ショウガ…一片みじん切り
・白ゴマ…適宜(一部はすりゴマにしました)
・豆板醤…少々
・山椒粉…少々
・塩、胡椒、醤油、味醂、酒、砂糖、味噌、一味など適宜
・出汁の素、中華味、鶏がらスープの素など適宜
フライパンにごま油を少量垂らし、ニンニク(半量)とショウガのみじん切りを炒めます。
香りが出たら、玉ねぎを炒め透き通ってきたら、挽き肉とシイタケを炒めます。
別のフライパンに普通の油をひき、残りのニンニクみじん切りと豆板醤を弱火で炒めます。
豆板醤を片側に寄せ、醤油、酒、味醂(傾けたフライパンで煮きる感じ)を入れ煮詰めます。
醤油が少し煮詰まったら、味噌と寄せておいた豆板醤をあわせます。
ここに、↑の炒めた具材(挽き肉等)を加え、よく混ぜ合わせます。
塩、胡椒で味を調え、最後に胡麻と山椒を加えて香り付けをして肉味噌の完成です。
■茹でモヤシ
モヤシを塩茹でし、冷水でしめておきます。
■素麺
好みの硬さに素麺を茹で、冷水でしめます(冷水を使わないとぐにゃぐにゃになります)。
■盛り付け
どんぶりに素麺を盛り、一度、熱湯を注いで湯切りします(素麺を温めるため)。
茹でモヤシを乗せ、さらにその上に肉味噌を盛ります。
肉味噌の真ん中を少し窪ませて、鶉の卵黄を落とします。
周囲から、具材を崩さないように、熱々の汁をそぉ~っと注いで完成です^^
全てが汁に浸ってしまう…が嫌で、素麺や、具材を食べる時は「汁なし」に近い感覚で、
でも、レンゲで欲しい時には汁が飲める…そんな麺と具材と汁の配分を意図しました^^
豆板醤を使っているのですが、味つけは和風ですし、汁も完全に和風だしなので、
ギリギリ和風の範疇に収まっている感じです。辛味は控えめです。
うずらの卵黄は、鶏卵よりも濃厚ですので、小さいですが味へのインパクトは大きいです。
茹でモヤシがどうかな…と思ったのですが、予想以上に素麺との相性は良かったです。
元々、炒めた挽き肉との相性は抜群ですので、+素麺も違和感がありませんでした。
ジャージャーというよりは、普通に「肉味噌にゅうめん」とした方が良かったかな…。
ネーミングって難しいですよね^^;
でも美味しかったから、ヨシとします。
ご馳走さまでした。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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コメント
No title
これまた美味しそうなジャージャーにゅうめん!
うんうん、汁との配分に素敵なこだわりを感じますね(^^)
、、、本当に、ネーミングって難しいですよねぇ、、、(^^;)
でも「ジャージャーにゅうめん」イイじゃないですか~!
名前だけで、美味しそうなものが想像できますもん(^^)
ぽちっと応援ーーーー!
2010-12-18 22:37 あひる課長 URL 編集
Re: No title
> これまた美味しそうなジャージャーにゅうめん!
意外に旨かったですよ>ジャージャーにゅうめん^^
> 、、、本当に、ネーミングって難しいですよねぇ、、、(^^;)
> でも「ジャージャーにゅうめん」イイじゃないですか~!
> 名前だけで、美味しそうなものが想像できますもん(^^)
そうですかぁ?
なんかいつもネーミングで躓いている感じですよ^^;
> ぽちっと応援ーーーー!
ありがとうございまーす^^
2010-12-19 00:34 Kaz URL 編集