日産リーフ試乗記
■2011/08/08追記
セカンドブログにて、リーフのロング試乗について軽く書いています。
よろしければ、そちらもごらんください。
⇒「日産リーフにロング試乗|こんなの撮れたヨ!」
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日産から送られてきた「リーフ試乗会」の案内に応募したら当選!
12/4~12/5から、12/4の午前中の一番遅い時間帯を選んで参加してきました^^
会場である日産グローバル本社という場所に行ったことがなかったので前日下見しました。
12/3に発表・発売されたリーフがズラっと勢ぞろいしていて、
自由に乗ったり、いじったりできるようになっていました。
リーフといえば、イメージカラーの明るいブルーが思い出されますが…、
上左:イメージカラーの「アクアブルー」
上中:ブリリアントシルバー
上右:スーパーブラック
下左:ラディアントレッド
下右:ホワイトパール
こんな色もあるんですね。
私は白が似合っているように思いました。
後姿はこんな感じ。
車内です。
表示と翌日の実際の試乗をリンクさせて記しています。
インパネ。
実際の試乗の際、表示される情報が見やすかったか…というと、
試乗が短すぎてわからなかった…というのが正直なところです^^;
速度計が別になっているので、バッテリー残量などを気にする状況でないと見ない…かも。
出発時にインストラクターからシフトレバーの操作の説明を受けた時や、
試乗途中にエコモードに入れるように指示を受けた際には表示確認しました。
速度計。
試乗車を発進させてすぐに感じたことを口にした際にインストラクターからの説明です。
アクセルを踏むと、エンジンが唸ることなく加速していったので、
40~50km/h程度になった時の「頑張り感」が全然感じられなかったので、
「スピード感、ないですね」というと、
「それで、速度計がその位置になったとも聞いています」
「目線を大きく移動せすにすぐに確認できる位置に速度計をおくことで速度超過を自制…云々」
といったようなことを話していました。
確かに、今までの内燃機関の自動車であれば、音や振動で速度を推し量ることができましたが、
電気自動車はそれがないので、気づくとかなりの速度になってしまっていそうです。
僅かな試乗でもそれは感じられました。
左:ナビ。電池残量での到達距離や、その範囲の充電設備の表示もできます。
中:シフトレバーとサイドブレーキ。
右:ドアミラーと窓の昇降スィッチ。
始動はブレーキペダルを踏んだ状態で、ハンドル左下のスィッチを押します。
ピロリ~ンと電子音がなって、インパネに明りが点ってスタンバイ状態になります。
発進するためには、シフトレバーを操作します。
シフトレバーを右下に倒すと、「ドライブ」に入ります。
走行中に、その状態からもう一度同じ操作をすると「エコモード」に、
さらにもう一度同じ操作で「ドライブモード」に戻ります。
右に真横に倒すと「ニュートラル」に。
シフトレバーの頭の「P」を軽く押すと「パーキング」になります。
サイドブレーキは機械式ではありません。
軽く上側に引くと、モーターがワイヤーを巻いてブレーキがかかるそうです。
もう一度上に引くと、解除されます。
操作系は全てが軽くできています。
スィッチ類の「押し感」のフィーリングも練られた感じで私には心地良かったです。
スィッチ類の押し込む力具合とストロークってなかなか難しいと思うのですが、
なかなかいい感じで仕上げられたと感じました^^
シートの感触を含めた室内も十分満足できるもの…と感じました。
そりゃあ、500万円超の高級車と比べてはいけませんが、200~300万円の小型車と見れば、
かなり上質な室内…って思えました。
ただ、後席がやたら座面が高いのは(仕方ないのでしょうが)少々残念かも。
説明によれば、バッテリー搭載のため…のようですが、落ち着かない高さだと思います。
大人は長時間は辛いんじゃないでしょうか。
荷室です。
思ったより広い感じ。
でもマットとか何も敷いてないんですね。
水漏れさせないためかな?
右は、後席をたたんだ状態。
残念ながらフラットにはなりません^^;
これもバッテリー搭載の影響なんでしょうね。
影響大きいですね。段差デカっ!
充電口は…
左:ここを引くと…
右:ここが開きます。
ハンドルの右下の部分、従来のクルマの給油口オープナーの位置です。
これは迷わなくていいですよね。変に別に設定されちゃうとかえって分かりにくかったです。
この場所で正解だったと思います。
排気口
当然ですが、リーフに排気口はありません^^
さて、実際の試乗なんですが、グローバル本社の周囲をぐるっと一周するだけのコースで、
ホントに短い試乗で、なにも分からない…といっても過言ではないんです^^;
しかも土曜日の横浜液東口近辺ですから、交通量もそこそこ多くて、
しっかり加速することさえ儘ならない…というのことで、フィーリング程度の試乗でした。
冒頭に書いたように、加速時の「頑張り感」がないので速度については速度計が頼りですが、
それ以外は、よくよく注意していないと何気な~く普通です^^
よく雑誌やネットなどで書かれていますが、剛性の高さは感じられましたが、
足回りはソフトにセッティングされていますし、シート含め快適性も高いので、
普通に乗っている限りは意識することはないのかもしれません。
3台での試乗の3台目だったのですが、先行車と少し間をあけてDレンジ加速を試しました。
少しアクセルを深めに踏んでみましたが、なかなか気持ちのよい加速をしそうな雰囲気でした。
なにせ、市街地で、交通量が多く、インストラクター付きなので限度が^^;
エコモードでは、何かに押さえつけられるような感じがして、アクセルへの反応も鈍くなります。
上記、同じことをエコモードでもしてみましたが、アクセル開度が深くなれば、
エコモードでも一定の加速はしますけれど、それはあまり意味のないことかもしれません。
なお、レンジを「D」「エコ」に切り替えると、航続距離の表示が変わります。
エコモードにすると、1割ほど航続距離が伸びる表示になっていました。
よく言われる電気自動車の段差のない加速感に関する違和感はありませんでした。
普段、CVT車で元々段差がないので、その辺は特に違和感は感じませんでした。
そこに音や振動がついてこないので、違和感ではありませんが、速度感が狂う感じはありました。
アクセルオフ時の空走は、機械的に減速するようにしているそうですが、
空走感がある…と言われるCVTよりも、さらに空走感があります。
でも、そうしないとたぶん電費を稼げないんじゃないんですかね。
ついでですが、クリープもしました(ブレーキを放すと勝手に動く)。
あえてそういう動きをするようにしてあるとのことでした。
ブレーキが少しガッツり利いてしまう感じがありますが、慣れの範囲だと思います。
あとは、前方の車体前端の見切りは悪いです。
ヘッドライトが異常に盛り上がって、マーカーの役割を担っていますが、
エクストレイルのようなスクエアなボディで、車体先端にヘッドライトがあるのと違い、
リーフは、ヘッドライトからボディがスラントして先があるので、その部分は見切れません。
感覚で覚えるしかなさそうです。
欲しいか?
と問われれば、文句なく欲しいです。
実際に購入…となれば色々とクリアしなければならない問題は山積ですが、
それでも、欲しい気持ちは強いです。
試乗してその気持ちは強くなりました。
元々、今乗っているエクストレイル~つまり日産に興味を持ったのは電気自動車からでした。
それまで、日産車には興味はなく、むしろ嫌いでした。
私が若い頃の日産は同じ中身の兄弟車を大量生産しているだけのメーカーでしたから…。
でも2009年にはまだ電気自動車は発売されておらず、エクストレイルの足回りから気に入って
初めて日産車を買ったわけですが、それには、将来の電気自動車への移行のプランニングも
当然描いていたわけです。だからこそ、こうして試乗会にも参加できたわけです。
だから、気持ちはとても前向きです(笑)。
でも、先日のテレビ番組で、リーフで一般道で200kmを走った様子が放送されていましたが、
実際には、回生できない高速ではかえって走行距離が短くなってしまう現実がある限り、
今のリーフでは、我が家の使途では、購入に踏み切るのは難しいんですよね。
2台目…。
もちろん、そういう選択肢も考えてはいます。
けれど、マンション住まいであるが故、駐車場の確保は非常に難しい問題です。
まして、充電が必要な電気自動車と、背丈のあるSUVの2台となると条件が厳しくなります。
何より、今注文したって、来るのはいつになることやら…ですしね^^;
余談ですが、「たま電気自動車」にも乗ることができました。
さすがに運転はさせてもらえず、同乗…でしたが…。
戦後まもなくの車とは思えないすばらしい電気自動車でした^^
僅かな時間でしたが、楽しい時間をすごすことができました^^
ありがとうございました。
⇒日産電気自動車総合情報サイト
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