まぐろ炙り腹身
鮪は冷凍や半解凍の状態だと、なかなか色や脂の状態、筋の背理などが分かりにくく、
買ってきて、自宅でまな板に出してみて、「あ~あ」ということが少なくありません。
だから、三崎などへ出かけてもあまりサクを買って帰ることはありませんが、
この日はどうした風の吹き回しか、買って帰る気になって、オジサンと冒頭のやり取りが…。
あれほど念を押したのに案の定…です^^;
かなり脂ギッシュ!
見たところ、筋ってほどでもなく、まだ「サシ」と言える範囲なのは救いですけれど、
それにしても脂の多いこと、多いこと。
それが魚の脂のいい所ですけれど、持った指先の体温で脂が溶ける溶ける…^^;
魚の脂は融点(溶ける温度)が低く、人間の体温で溶けます。
獣肉は、融点が高く人の体温では溶けない場合がほとんどなので体内に蓄積します。
しかも、魚の脂はDHAやEPAなので、脂の質としては悪くありませんが…。
そうはいっても、やはりちょっと脂が多すぎるので、「炙り」にすることにしました。
串を打ってスジ目を溶かしたいので弱めで長めに炙ります。
炙り具合の好みは人それぞれですが、私は浅めが好き♪
焦げて苦味が出るのは嫌なので、火は弱火ですが、
表面の脂が落ち、中野方のサシ、スジがいくらか溶けて欲しいので少し長めに炙ります。
炙った後、冷水で締める場合もありますが今回はそのままにしました。
水っぽくなるのが嫌だったのと、あまり深く炙っていないので、
マグロ自体の冷たさの方が勝つと思ったので。
適当にスライスして
わさび醤油で頂きマス^^
火を入れた魚に~特に脂の多い身のほぐれやすい身に包丁を入れるのは難しいです^^;
カット面のギザギザが何ともお恥ずかしいですが、
焼き具合も程よく、サシの部分が溶けているのが分かりますでしょうか。
ちょうど生山葵もあったので、サバ皮ですってたっぷりのせて、
刺身用の濃い醤油をチョンとつけてパクン…
クーー、堪らんです^^ こりゃあメシじゃないです。絶対に酒ですネ^^;
下に敷いたグリーンリーフ&ルッコラを一緒に食べると、また新鮮な風味となるんです^-^
ルッコラは、岩塩+バジル+黒胡椒と相性が良かったです。
ご馳走さまでした。
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拙い記事を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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コメント
No title
おぉ、、、炙り、滅茶苦茶美味しそう~♪
脂乗っているのがわかりますね!トロリと光ってますもん。
これは確かに、、、酒、飲みたくなりますね(^^)
最後にゴマ醤油で茶漬けに、、、中華タレで野菜と和えても美味しそう♪
良い食材は何をしても美味しいですよね(^^)
僕は、ダメにしちゃう事も多いですけど(笑)
ぽちっと応援!
2010-12-09 11:41 あひる課長 URL 編集
Re: No title
> おぉ、、、炙り、滅茶苦茶美味しそう~♪
> 脂乗っているのがわかりますね!トロリと光ってますもん。
> これは確かに、、、酒、飲みたくなりますね(^^)
でしょぅ?^^
> 最後にゴマ醤油で茶漬けに、、、中華タレで野菜と和えても美味しそう♪
おぉ、ごま醤油とな…、旨そう!
> 良い食材は何をしても美味しいですよね(^^)
> 僕は、ダメにしちゃう事も多いですけど(笑)
そんなことないでしょうけれど、良い食材を大事に料理する…って楽しいですよね^^
> ぽちっと応援!
ありがとうございます!
2010-12-09 15:41 Kaz URL 編集
う~~ん。やってみますとも次回のマグロで。。。
お酒もいっそう美味しくなりそうです。じゅる。。
2011-10-07 19:08 chibidako URL 編集
Re: タイトルなし
> こりゃあ美味しそう過ぎですね!
>
> う~~ん。やってみますとも次回のマグロで。。。
>
> お酒もいっそう美味しくなりそうです。じゅる。。
ずいぶん前の記事に^^;;;
炙りは、おすし屋さんでも定番になってきましたよね、最近。
でも、美味しい(というか脂が強すぎるような)鮪があれば、
自宅でも、結構イケる炙りが食べられちゃいますよね^^
2011-10-08 00:35 KAZ@Laidback URL 編集